ポルトガルまでサッカーを観に行く、女ひとりで(その3)
こんにちは。「血液型何型に見えます?」と周りに聞くと9割の確率でO型と当てられる人です(笑)
前2回のブログを読み返して「無茶しやがって...」と半分冷や汗書いていますが、今回のブログもその展開であると予告しておきます(キリッ)
ポルトガルは鉄道の他に長距離のバスが多く通ってまして、窓口の他に事前にネットからの購入が可能です。
今回乗り過ごしてしまった便については、追加料金を払うことで後続便に乗ることが出来ましたが、予定より大幅に遅れての到着になりました。
ポルティマンのバス停に着いたのが18:30。
この頃には辺りは真っ暗になっていました。
ここから自力で予約したホテルに向かいます。
Googleマップを頼りに向かいましたが、それらしき建物が確認出来ず、片言の英語で通りすがりの人に聞きながら何とか辿り着くと、ひとつあることに気が付きます。
今回bookingcomで探して予約したんですが、その時にホテルの表記が「アパートメントホテル」と書いてありました。
初めは「ふーん」程度にしか気にとめていなかったんですが、実際に現地に着くとそこにあったのはホテルではなく普通のマンションでした。
そう、いわゆる「民泊」というものです。
しかもチェックイン時間が過ぎてしまったのとセキュリティがかかっていて中に入れないと。
連絡しようにも出来ず、暫し途方に暮れる怪しい日本人がここにいました(笑)
今回旅の記憶を書きとめようと思った理由の一つが、楽しい思い出だけではなくかなり行き当たりばったり感満載だったので、反省の意味を込めて...という理由からです。
良い子のみんな!私の真似しちゃ駄目だよー(笑)
と、途方に暮れてばかりなのもなんなので、何か解決策はないかと考えます。
ふと周りを見渡すと、少し離れた所にガソリンスタンドがあり、コンビニらしきものも併設していました。
「...いちかばちか行ってみるか...!」
怪しい日本人はカートをガラガラ引きながら向かいました。
そしてコンビニについて英検3級レベルの日本語で「チェックインしたいんだけど出来なくて困ってる。どうしたらいいのかしら」と店員さんに相談します。
英検3級レベルの英語&リアクションで話が通じたのか、再度店員さんと一緒に泊まるはずだったホテルまで向かいますが、やはり中に入れません。
そして彼はスマホでbookingcomを見ながらこう言いました。
「別のホテルに行った方がいい」
そしてホテルに電話をして、タクシーまで呼んでくれました。
タクシーを待っている間、店員さんやお客さんに「日本からサッカーを観に来た」ことを説明すると、「あなたは翔哉の家族なのかい?」
と何回も聞かれたんですが、ただのファンであることを説明するのに苦労しました...(笑)
そしてタクシーが来て、別のホテルまで送ってくれました。
恐る恐るホテルの階段を上り、オーナーさんに状況を説明してチェックイン完了。
部屋に入った後に疲れ果てました...。
翌朝、外の様子が見たくて恐る恐るホテルの玄関まで向かうと、そこに見えたのは驚く程にキラキラした世界でした。
ここまで来るのに沢山の紆余曲折がありましたが、このホテルに泊まったことは幸運であったことをこの時に知ります。
というわけで、次回からようやく本題のサッカーに入ります(笑)