会える時に会いに行こう。(キリンチャレンジカップ大阪編)
こんにちは、なみです。
気がついたら灼熱のような夏が終わってました。
最近地味に遠征が増えてきてまして、先月は天皇杯の山形戦に行きました。
普段なら遠征記録としてブログに残したいところですが、如何せんPK負けはダメージが強かったです…。
そして今回向かったのはキリンチャレンジカップ・吹田スタジアム。
前回のブログが大阪遠征だったので、丸々1ヶ月ぶりの大阪です。
(というか去年は神戸に何回も通っていたので、何気に関西方面に行くことが多くなってきた)
ここまでのブログをたまに読み返したりするのですが、読む度に思うのは
「観戦記として全く参考になってなくね?」
ということで(笑)
なので今回はちょっと観戦記として意識しながら書きます(たぶん)
今回2回目の来訪となる吹田スタジアム。
実は、今回9月の代表戦は札幌に行こうと予定立てていました。
ワールドカップ後の初陣なら翔哉くんもメンバーに呼ばれるだろうし、それなら観たいなと。
諸々の理由で大阪に変更しましたが、まさか初陣として観られるとは思っていませんでした。
「中島翔哉A代表背番号10番デビュー」をこの目で見られる喜びを噛み締めながら選手が出てくるのを待ちます。
そしてウォーミングアップで選手が出てきました。
出てきてすぐにボールを触るところは全く変わってませんでした。この光景を見て「ああ、いつもの翔哉くんだ(笑)」と。
今回の代表メンバーは若手主体ということもあり、リオ世代中心の選手が集まっていましたが、わたし的に嬉しかったのは先発メンバーに室屋くんと一緒に名前があったこと。
FC東京時代に小平グラウンドやスタジアムで程よい距離感を保ちつつも気がついたら隣に並んでるあの2人の空間を見ているのが好きでした。
この2人が並んでいるのを見ただけで、じーんと来ました…。
背番号10の背中が輝いて見えました。
試合中は翔哉くん・南野・堂安の前線3人の躍動感に会場全体が沸き立っていました。
翔哉くんが自分より大きな相手と対峙して抜き去る様子に周りから「すげえ…!」という声があちこちから聞こえてきました。
この日見た翔哉くんのプレーはそれまで試合で見たプレースタイルと全く変わっていませんでした。
味スタだったりU-23の西が丘だったり、リオ五輪だったりポルトガルだったり…と場所は変わっていますが、ボールを受けたら前を向いてゴールを狙うあのスタイルはいつもの翔哉くんでした。
相手が強くなればなるほど、そのスタイルはより確かに強固になって行く。
そして誰よりもサッカーを楽しむ。
そのプレーがまるでチーム全体に魔法をかけるかのように、躍動感が広がっていく様はとても心地よいものでした。
思えば、FC東京にいた時も翔哉くんのプレーひとつひとつに会場が沸いていたんですよね。
守備が云々とも言われてもいましたが、それでも翔哉くんがボールを持つ度にスタジアム全体から歓声が上がっていました。
たぶんこれからもっと翔哉くんのプレーに魅せられていく人達が増えていくんだろうなと。
今でも時々自分がこのまま応援していていいのか迷う時があります。
自分の応援は相手にとって必要のないものでは無いか?負担になってしまっていないか?と。
ただ笑顔で楽しくサッカーをしている様子が観られるのであれば、それだけで幸せな気持ちになれるのだけど、もしかしたらそれも負担になってしまわないか?と。
ふとそんな感情が襲ってきては答えをどう出すべきか迷う、この日の試合後も感情の揺れ幅を整えるように駅までの帰路を歩いていました。
ただ、今も会える時に会いに行こうという気持ちは変わっていなくて。
今回の代表戦で翔哉くんを通して見た景色が眩い光に包まれていた景色であったこと。
そしてまた新しい景色が見えてきそうなこと。
たぶんこれから見る新しい景色はさらに面白いものになるのではないかと思っています。
その見たことの無い景色を翔哉くんの背中からでいいから見てみたい、というのが本音です。
次の代表戦まで1ヶ月ありますが、また元気で会いに行けるように頑張っていこう。
そしてまたポルトガルへ行けるように。