ポルトガルまでサッカーを観に行く、女ひとりで(その2)
こんにちは。なみです。
前回のエントリーが入国審査までの話だったので、ここから何回更新するんだろう...と気が遠くなりましたが、頑張ります(笑)
リスボンに着いた時、一番にやらなければならない事がありました。
それはプリペイドSIMを手に入れること。
あらかじめ日本で色々モバイルルーターやらSIMを調べていたのですが、vodafoneで旅行者向けのプリペイドSIMが一番安いと分かって、「じゃ、それでよくね?」と決めた次第で。
リアルな私を知っている人ならご存知かと思いますが、元々カンで動く習性があるというか楽天的というか...(笑)
この習性は時にはプラスになるしマイナスになりますが、今回は両方に働くことになります(意味深)
早速vodafoneショップを発見し、店員さんにSIMを注文しセッティングしてもらおうとしたのですが、ここで一つの過ちに気が付きます。
「SIMロック解除してないから使えない」
まさに!!!!!!でした。
その後空港で色々試しましたが、ただ時間だけが過ぎてお腹がすいてきたので、やむなくホテルに向かうことにしました。
一か八かWiFi探すと地下鉄駅構内は結構あちこちに公衆WiFiがあったのでそれほどは困らなかったです(笑)
ただホテルのある駅に着いた時、道が分からず1時間ほど迷った時にはさすがに困りました。
普通ならこの時点で泣くと思います。
でも元々バイタリティだけはある性格なので(笑)ここで公衆WiFiを拾っては現在位置を確認し、なんとかホテルまでたどり着きました。
ホテルについて、怪しい英語でなんとかチェックインして(笑)
ちなみにリスボンはちゃんとしたホテルに泊まったのですが、当初ゲストハウスとかホステルも考えました。
でもさすがにそれは危険だと思い止めました(笑)
幸いにもホテルはWiFi完備だったので、ここで翌日のポルティマン行きのバスを予約して速攻で眠りにつきます...。
そしてふと眠りから覚めた夜中にFC東京魂!終了を知るという。
翌日、ホテルをチェックアウトしてバスターミナルへ向かいます。
ここら辺とあらかじめ調べて地下鉄で向かったんですが、該当する駅に着いて、バスターミナルを探してもない。
あちこちまわっても見つからない。
刻々とバスの出発が迫ります。
ここで思い切って近くにいた綺麗めの女性に声をかけます(日本人なら北川景子辺りを想像して下さい)
私がメールのチケットを見せると、彼女は英語で悲しそうに言いました。
「ここじゃなくて別のターミナルなの」
そして彼女は私の手を取り、近くにいたタクシーの運転手まで走りより、こう告げました。
「彼女をすぐにバスターミナルまでつれてって!」
その時まさに彼女は女神に見えました(嗚咽)
そんな美女に頼まれたら運転手さんも断れないでしょう。
彼女に「オブリガード!」と心からお礼を伝えて、タクシーに乗り込みました。
運転手さんは無口でしたが、猛スピードでバスターミナルまで走ってくれました。
静かに建物を指さして、
私「Here?」
運転手さん「(無言で頷く)」
そして涙目で「オブリガード!!」と言いながら両手で握手しお礼をいって別れました。
目的のバスは既に出発していましたが、追加料金を払って無事に後続のバスに乗れました。
そして、いよいよ目的の場所ポルティマンへ向かいます...。